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Channel: つっこみ、つっこめ。
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おめでとうございます。

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ありがとうございます。

え?なにがって?
そう、今日って、私の誕生日なんです。
(誰も聞いてない)

まあね、もう、あんまり盛大に祝う歳でもないんですけど。
でも、言わせてもらうね。
サンキュー!(パンサー尾形風)
39、だけに。
(年齢、大公開っっっ!)

で、まあ。
うちの両親なんですけどね。


娘の誕生日だっつーのに、
まー相変わらずな感じで。
淡々と描いてみますと。

バースデーケーキのキャンドルに火をつけ、電気を消す。
そしてその後、誰もなにも言わず、
しばらく沈黙。

あれ?もしかしたら、私が音頭とるの?
と気づいた(?)母が
「この次は、歌を歌えばいいのか?」と聞くので、
そうだと答えると、
母の低音ボイスでのハッピーバースデーソング斉唱。
手拍子のみ参加の父。
(しかも微妙にズレる笑)

キャンドルを吹き消し、電気をつける。
「写真とって~」といって母にスマホを渡したら、
「はい、3、2、1、0」の掛け声でシャッターを切る。
思わず笑っていると、
「写真撮るとき、
はいチーズって、なんかいやなのよね、
絶対言えない!」
と、ワケのわからないこだわりをみせる母。

ろうそくを抜き、ケーキを切り、
皿にのせてサーブする私。

「こういう時はさ、普通、
主役じゃない人がやってくれるんだよ?」
「あー、そっか!そうだねー、
あはははははー!」
と、笑い飛ばす母。
(が、決して代わらない)

名前の書いてあるチョコプレートを、
「お父さん、それ食べていいよ(・ε・)」と、
勝手に許可を出す母。

それはさすがに主役の特権だろう!
( ̄∩ ̄#
と、そこだけは死守する私。
(っつーか、父はチョコプレ食べたいって言ってない)

ケーキ食べ終わった後、
母が座っていたイスをみたら、
ケーキの汚れがついていた!
「ちょっとー!
どうやったらそんなとこに
ケーキの汚れがつくの!?(  ̄っ ̄)」
「えー?汚れてるー?
あ!ほんとだ!えー、あたしー?
だって付けたつもりないもーん。
わかんなーい(・ε・)」
と言って、反省をしない母。

特にプレゼントなどもなく、
今日たまたま、自分でAmaz●nで買った書籍が届き、
これがプレゼントみたいなもんかなーって思いながら、
今に至るっていう、ね。

まあ、それ以外にも、
ケーキ用の皿とフォークを出すときに、
ガチャガチャ音立てて出すから、
「もうちょっと静かに!」って怒られる母とか。

キャンドルに火をつけたマッチを、
イスに座ったままポーンとシンクに投げ捨てて、
(しかも2回も!)
「マッチを放らない!」って、
怒られる母とか。

とにかく、4歳児の姪っ子ばりに、
怒られてばっかりいた母でした。

ま、怒られてるのは今日に限ったことじゃないですが笑

なんか、特別だけど、特別じゃなくて、
でもなんか、あったかい、おだやかな、
2015年の誕生日でした。

お父さん、お母さん。
私を生んでくれてありがとう。


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